青について

ben567

2007年06月04日 00:02

かなり間隔が空いてしまいましたが、スプーンカラーの話しの続きです。

黄色の次ぎにくるのは赤ではなく、青いカラー。
意外と穴的なカラーがブルー系だ。

クリーな状況での効果には定評があるようだが、ニゴリの入ったポンドなどでも爆発的な効果を発揮するときがある。

赤、黄色、青と言えば信号の三色だが、信号の「青」は実際は「緑」である。緑を青と呼ぶのは、当時新聞が「青は進め」と書いたことからだそうだ。

青はどちらかというとクールなイメージを持っている。
精神的に落ち着くカラーといわれ、鎮静効果があるとされる。さらにダイエットにも効果があるという。これはブルーの食材が少ないので、視覚的に食欲を減退させるためダイエット効果があるといわれる。
青は470nm程の波長の色で寒色の一つである。
暮らしの中を見回すと青を使っているものは意外と多い。スポーツをみても、野球では中日、西武、横浜がブルーをチームカラーにしている。サッカーではナショナルチームのカラーがサムライブルー。企業カラーとしているところもIBM、みずほ銀行や、ANAなどかなりの数に及んでいる。

しかしなんといっても青の代表といえば「空の色」と「水の色」だろう。

「空」が青いのはレイリー散乱によるもので、光の波長より小さな粒子によって太陽光が大気中で散乱され、波長の短い青が届きやすくなるためである。

水の色に関してはスプーンのカラー選択を参考にしていただきたい。

「水の色」がブルーというが、イメージとしては海のカラーといったほうが良いだろう。マリンブルーはよく使われるがレイクブルーなる言葉は聞いたことがない。やはり「紺碧」といわれると太陽が輝く南の島のリーフの光景がすぐに頭に浮かぶ。

我々がフィールドとする湖や河川、そしてポンドなど淡水では水色のイメージはブルーから距離がある。だから水色を使う疑似餌の世界でもそれほどなじみのあるカラーではないようだ。
淡水のスプーンではなじみが薄いが、ソルト系ではブルー系のカラーはイワシカラーとして定番だが。

管釣りスプーンのカラーとしては、好みが分かれるようだ。

僕は外せないカラーとしてワレットに結構待機している。

1g以下のスプーンは透明度の高いときに、表層でいい働きをしてくれる。
逆に重めのものは、ニゴリの入ったとき中層以下の大物キラーの印象が強い。
関連記事