2007年05月29日
スプーンのカラーテスト
書棚を整理していたら、古い釣り雑誌の中から「ギジー」が出てきた。
1997年の12月発売の創刊2号だ。
購入したことは記憶にないが、当時の西洋釣り関係の雑誌は、ルアーとフライの二つの釣りを同時に扱ったものがほとんどだった。まだまだジャンルの細分化が進んでおらずに、一括りで充分に済ませることのできる環境だと編集者が思っていた時代だ。
現実には当時から趣味としての細分化は進んでいたが、外堀から見ればどれも同じと映ったのだろう。
当時は雑誌が創刊されると、取りあえず購入してどんなものかとチェックしていた。のかな?
いまから10年前の雑誌である。
フライ特集
オフだからできるフライフィッシング
そしてルアー特集には
実験!スプーンのカラーテスト
カラー選びの定石は本当に正しいのか
という内容が組まれている。
それでは、記事の内容を簡単に紹介してみよう。
1997年の12月発売の創刊2号だ。
購入したことは記憶にないが、当時の西洋釣り関係の雑誌は、ルアーとフライの二つの釣りを同時に扱ったものがほとんどだった。まだまだジャンルの細分化が進んでおらずに、一括りで充分に済ませることのできる環境だと編集者が思っていた時代だ。
現実には当時から趣味としての細分化は進んでいたが、外堀から見ればどれも同じと映ったのだろう。
当時は雑誌が創刊されると、取りあえず購入してどんなものかとチェックしていた。のかな?
いまから10年前の雑誌である。
フライ特集
オフだからできるフライフィッシング
そしてルアー特集には
実験!スプーンのカラーテスト
カラー選びの定石は本当に正しいのか
という内容が組まれている。
それでは、記事の内容を簡単に紹介してみよう。
テストの場所はホリーデーロッジ鹿留(現フィッシュオン鹿留)
止水と流れの二つのテストができるので選択したようである。
タックルは5.9fウルトラライトのトラウトロッド。リールは同口径のものを選択してラインは4lb、とある。
テスト方法はジャクソンの加西幸彦氏と編集者が横に並んで正反対のカラーをキャスト。ともにカウントダウン5で、ミディアムスピードで足下までリーリング、アクションは付けない。キャスト回数は50回、ヒット数とバイト数をカウントするというもの。
実験1 曇天の場合(当日は晴れのため、朝マズメの暗い時間にテスト。)
コールドVSシルバー
よく分らないのは、正確を期すためこの調査だけ、80回キャストをしている点である。回数が増えると正確さが増しますか? 熱力学第二法則からすると繰り返す回数が大きなるにしたがって、確率の高い結果に収束する。つまりテスト回数を重ねていくと、定石に近い結果が出てくるのであるが。
それはさておき結果は
ゴールドはヒット 2(25,44) 、バイト 2
シルバーは ヒッ1(4) 、バイト 6
ゴールドが2匹、シルバーは1匹。()の数字はキャスト回数、何投目にヒットしたかを表している。
実験2 日中のパターン 定石はシルバー
シルバーVSゴールド
ゴールドはヒット 0 、バイト 2
シルバーはヒット1(1)、 バイト3
シルバーは1匹、つまり定石の勝ち
実験3 日中のパターン2
ブラックVSシルバーグリーン
「日中は魚たちの活性が低いケースが多く、アングラーは頻繁にカラーチェンジを行うが、その場合の基本も、明るい色から暗い色へ、より反射の少ない地味なカラーへのローテーションが基本だ。そこで、加西さんはシルバーからさらに地味なブラックへ、編集者はゴールドからシルバーグリーンへとカラーチェンジしてみた(著者注 実験2で加西さんはシルバー、編集者はゴールドをテストしていたから)」
ブラックはヒット 1(8) 、バイト 0
シルバーグリーンはヒット0、 バイト0
あらためて読むと分らないことばかり。
もう時効だから書きますが、あまりにひどい内容です。釣りを知らない編集者にあきれるばかりです。
バイトが無いのにヒットがあるとはいかに。バイトとはアタリのみの回数ということですか。
さらになぜにカラーチェンジを解説に書くの? ローテーションしながらの実験ではないでしょ。
これ以上紹介するのはやめておきます。
本意とは違った結果になってしまいました。
思いつきでブログを書いてはいけませんな。
面白そうな内容だったので、当時をしのぐ意味で紹介しようと思ったのですが
でもある意味当時のレベルが紹介できたかも知れませんね
まあ10年前はこの程度のレベルだったと、ご承知いただければ。
「たいして進歩していないな 」ですか?
それは皆さん次第ですね。もちろんボクを含めてですよ。
止水と流れの二つのテストができるので選択したようである。
タックルは5.9fウルトラライトのトラウトロッド。リールは同口径のものを選択してラインは4lb、とある。
テスト方法はジャクソンの加西幸彦氏と編集者が横に並んで正反対のカラーをキャスト。ともにカウントダウン5で、ミディアムスピードで足下までリーリング、アクションは付けない。キャスト回数は50回、ヒット数とバイト数をカウントするというもの。
実験1 曇天の場合(当日は晴れのため、朝マズメの暗い時間にテスト。)
コールドVSシルバー
よく分らないのは、正確を期すためこの調査だけ、80回キャストをしている点である。回数が増えると正確さが増しますか? 熱力学第二法則からすると繰り返す回数が大きなるにしたがって、確率の高い結果に収束する。つまりテスト回数を重ねていくと、定石に近い結果が出てくるのであるが。
それはさておき結果は
ゴールドはヒット 2(25,44) 、バイト 2
シルバーは ヒッ1(4) 、バイト 6
ゴールドが2匹、シルバーは1匹。()の数字はキャスト回数、何投目にヒットしたかを表している。
実験2 日中のパターン 定石はシルバー
シルバーVSゴールド
ゴールドはヒット 0 、バイト 2
シルバーはヒット1(1)、 バイト3
シルバーは1匹、つまり定石の勝ち
実験3 日中のパターン2
ブラックVSシルバーグリーン
「日中は魚たちの活性が低いケースが多く、アングラーは頻繁にカラーチェンジを行うが、その場合の基本も、明るい色から暗い色へ、より反射の少ない地味なカラーへのローテーションが基本だ。そこで、加西さんはシルバーからさらに地味なブラックへ、編集者はゴールドからシルバーグリーンへとカラーチェンジしてみた(著者注 実験2で加西さんはシルバー、編集者はゴールドをテストしていたから)」
ブラックはヒット 1(8) 、バイト 0
シルバーグリーンはヒット0、 バイト0
あらためて読むと分らないことばかり。
もう時効だから書きますが、あまりにひどい内容です。釣りを知らない編集者にあきれるばかりです。
バイトが無いのにヒットがあるとはいかに。バイトとはアタリのみの回数ということですか。
さらになぜにカラーチェンジを解説に書くの? ローテーションしながらの実験ではないでしょ。
これ以上紹介するのはやめておきます。
本意とは違った結果になってしまいました。
思いつきでブログを書いてはいけませんな。
面白そうな内容だったので、当時をしのぐ意味で紹介しようと思ったのですが
でもある意味当時のレベルが紹介できたかも知れませんね
まあ10年前はこの程度のレベルだったと、ご承知いただければ。
「たいして進歩していないな 」ですか?
それは皆さん次第ですね。もちろんボクを含めてですよ。
Posted by ben567 at 19:09│Comments(0)
│思いつき
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